「私はスタッフでもあるんですが……」と、少し恐縮な様子で答える櫻井さん。現在、店舗頭休でのスタッフ育成や、スクールの運営に携わっています。
一方、別の整体院で働いたり、友人のサロンでドライヘッドスパの施術をしたり、足揉みの勉強も始めるなど、ここ1年ほどは個人での活動にも力を入れているそう。今回はそのお話も伺っていきます。
ードライヘッドスパを始めたのはいつ頃ですか?
「32歳の時に一念発起してドライヘッドスパのスクールに通い始めたんです。20代の時はOLをしていたんですが、30歳を超えて一度接客業に挑戦してみようと思って。そのスクールで佐々木代表と出会い、頭休の立ち上げから関わることになりました」
ー今回、スクールは立ち上げ側でもあったと思うのですが、自身でもカリキュラムを受講してみて、変わったことはありますか?
「施術面が大きく変わったなと思っています。このスクールでは『セラピストの身体を痛めない施術』を大事に教えているんです。まだ私も完璧ではありませんが、意識しながら施術をしはじめてから、自分の身体の痛みなどが無くなったように感じます」
ヘッドプロフェッサーをはじめとするセラピストに、志はあるのに身体を痛めてしまいセラピストを続けられなくなった、という人はとても多いといいます。代表自身も整骨院通いをしていたこともあり、スクールのカリキュラムは『長く働けるヘッドプロフェッサーを育てたい』という思いのもと、作られているんだそう。
ー他で足揉みを習い始めたのは、何かきっかけがありましたか?
「元々、足揉みや足ツボマッサージを受けるのは好きだったんです。足揉みは内臓系や内分泌系に強い施術なので、自分の今の技術に『身体を内側から綺麗にするアプローチ』も取り入れたくて、スクールに通いました」
ー今後、自身の働き方について目標はありますか?
「自分のペースで細く長くマッサージの仕事を続けていきたいです。今後系列店のRe:Zは、ヘッドプロフェッサー試験合格者がレンタルサロンとして使えるようになります。私も個人で借りて、活動を広げたいと思っています。試験は難しかったですが、なんとか合格できました」
ー新しい技術を身につけてどんどん活動を広げていることについて、どんな心境ですか?
「自身の働き方改革というか…… 今年40歳になるので、とりあえず『まずやっちゃえ!』という勢いもあります(笑)」
ースクールを検討されている方に、何かメッセージをお願いします!
「何かに興味を持つこと自体、大人になると少なくなったりしますよね。だから、何かに興味を持てたのであれば挑戦してみるといいと思います。時間がないこととかは言い訳にしたくないですよね。必要なことは、勇気と勢いでなんでも楽しんじゃえ!という気持ちだと思います。OLをしていた20代もそれなりに楽しかったんですが、30代で接客・マッサージの世界に飛び込んで、40歳を前に今、どんどん楽しくなっていってます。学んで、いろんな人に出会って、こうして世界は広げていけるんだなと実感しています」
インタビューのご協力、ありがとうございました!
第一期 修了生 櫻井さん
店舗・頭休、横浜ドライヘッドスパ研究所の運営をサポートしながら、最近足揉みの技術を習得し、個人での活動をスタートしている。